目次
人をだましたり、見下したりするのは
いちばん やったら いけないことです。
ブッダの言葉
人をあざむいてはなりません。
どんなときも人を軽んじてはなりません。
人を悩まそうとして怒りを抱いたり、人に苦痛を与えることを望んではなりません。
(スッタニバータより)
子どもたちへ
砂漠を歩いていて、喉が乾いている人に
「あの山の向こうに水があるよ」とでたらめを
教えた人がいました。
教えられた人は、水が飲みたくて、必死に山の向こうまでいきましたが、水がないのを知って
くるしみながら 死んでしまいました。
これは例えばの話ですが、人をだますということは、そのくらい悪いことなのです。
人を見下すことも同じくらい いけないことです。 同じ人間どうし、だれかをだましたり 見下したり苦しめたりすることは 悪いことだと、ブッダは教えています。
大人の人たちへ
「他人を軽んじるな、他人を苦しめるな」
と ブッダは言っています。
本来 私たち人間は上下も優劣もなく、皆 平等で、人をだましたり、軽く見たり、苦しい思いをさせようなどと考えるのは、心が汚れて自分を優位に立たせようという気持ちになるからだといいます。
他人を苦しめることは罪悪で、いつかは自分に返ってくることを教えていきましょう。
生きていると 不公平だなと思うことや不条理なこととか 思い通りにならなくて、となりの芝が青く見えることだって、沢山ありますよね。
それでも 誰かの不幸の上に成り立つ幸せなんて
悲しいし 本当の幸せとは言えない気がします。
1日1日を なりたい自分に向かって
できることを 一生懸命に 大切に生きていく
いいことばっかりがある訳じゃないのが
人生ってものですが…小さな幸せを見つけながら
今日もよい1日になりますように✨