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目次
たった1つの命
命は1番大切なものです。私たちは、たくさんの命に支えられて生きています。
「母親がわが子を命がけで守るように、すぺてのいのちあるものに、限りない慈しみの心を持つべきである。」
(スッタニバータより)
子どもたちへ
ご飯を食べるとき「いただきます」と言うのは、なんでだか知っていますか?
肉や魚は、生き物ですね。野菜や果物も「命」があるから育ちます。 皆が元気に生きていくために、毎日 たくさんの命をもらっています。
だから、その命に「いただきます」と言っています。命はたった1つしかない1番大切なものです。それを 忘れないでください。
因みに「ごちそうさま」 は皆の 体に その命が入るまでには、たくさんの人が関わっています。
肉や魚がお店に並ぶまでにはどうなっているかな?野菜や果物も育てるのは大変ですね。
そしてそれを買って、料理して、皆の口に入ります。その人たちへの「ごちそうさま」です。
感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう。
大人の人たちへ
食事は「命」をいただくことです。1日三度の食事 「いただきます」の意味を通して、命の尊さを伝えていきたいですね。
仏教は むやみに生き物を殺すことを禁じています。 すべての物には命があり、毎日大切な命をいただいて、生きているという事を理解すれば、生きていること、生かされていることへの感謝の心も生まれてくるでしょう。
今日も よい1日 になりますように