自業自得

]
目次

自業自得とは、自分で行ったことの報いは、自分が必ず受けることを言います。

因果応報の考えから来たものだそうです。
因果応報も自業自得も本来は善いことにも悪いことにも使われたそうですが、現在では悪いことの方で使われることの方が多いですね。

｢その報いは私には来ないだろう｣と思って、どんな小さな悪でも軽んじてはいけない。
水が一滴ずつしたたり落ちるなら、水瓶でも満たされる。
(ダンマパダ122より)

｢ちょっとくらい｣とか｢ばれなきゃいいかな｣
と思って、かくれて悪いことをしても、良くないことです。どんなに小さいことでも良くないことをすると、いつか自分にも良くないことが起こるようになります。

お父さんやお母さんたちも小さな頃から、
｢悪いことをしたらバチが当たるよ｣と教えられてきました。

子どものちょっとした嘘やごまかしかくれた悪さを｢これくらいなら｣と考えていると、大きな悪さに繋がってしまうかもしれません。

ブッダは水滴も溜まれば水瓶をいっぱいにすることに例え、小さな悪も軽視してはいけないと戒めています。

子ども達には悪いことをするといつか｢バチがあたる｣ということを伝えていきましょう。